北京の交通について

中国&中国語

こんにちは、LionJulyです。今日は中国北京の交通事情について書いてみたいと思います。

私は大学4年間北京で過ごしていました。私の脳内の北京は「とにかく大きすぎる!」という印象が強いです。当時私の大学は「昌平区」で、休日はいつも繁華街の「大学城」または「国贸」へショッピング行ったり、映画見に行ったりしました。(全てが青春すぎる)中国語で都市中心の繁華街とかにいくことを「进城」といいます。

さて、母校から遊びに繁華街へいくにはいつもどれぐらい時間かかったのでしょうか。また、一回往復にいくらかかったのでしょうか。

とにかく北京はデカすぎるので、毎回の交通移動に往復3〜4時間ぐらいかかりました!交通費は交通カード割+学生割で往復0.4元(7円!)でした。え???7円?移動距離往復で80キロもありますが??今考えると全然ありえない金額ですね。でも10年前は確かにそういう時代でした。大学4年の時、やっと、地下鉄が「昌平区」までできて、少し楽になりましたが、その分交通費も多少高くなりまして、1回乗ると2元(35円)かかりました。

さて北京現在の交通手段と交通費等はどうでしょうか。(TMI-もう8年ぐらい北京行ってないです。)

北京での主な共通手段はやはり地下鉄とバスでしょう。あとは、車(私家車と言います)と自転車(共享单车と言います)でしょう。

北京地下鉄とバスのチケット代は累進制であって、値段設定は以下の通りです。

地下鉄

初乗り〜6キロまでー3元、6キロ〜12キロー4元、12キロ〜22キロー5元、22キロ〜32キロー6元、32キロ以上は20キロ毎に1元増

バス

初乗り〜10キロまでー2元、5キロ毎に1元増

共享单车

共享单车は一時参入したスタートアップ企業が多く、コスト競争が激しいでしたが、最近淘汰された企業も多く、一段整理され、落ち着いてきたようです。サブスクの形がメインで時間料金制ですね。企業によって値段設定が若干違いますが、大体30分で1元程度です。

北京の自動車保有量はどんな感じでしょう。ざっくりとbaidu.comで検索して見た結果、2019年北京の自動車保有量は636.5万台、この中で、私用車は497.4万台でした。
From https://baijiahao.baidu.com/s?id=1660281954696109279&wfr=spider&for=pc

規模感が掴めなくて、東京の自動車保有台数も調べた結果、東京都の統計によると2017年末登録自動車台数は315万台でした。
(From https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2017/tn17q3i004.htm

北京人口は2154万人(2018年基準)、一人あたり自動車保有率は約0.30台

東京人口は927.3万(2015年基準)、一人あたり自動車保有率は約0.34台というざっくり計算になりますね。

北京の交通費は東京の半分ぐらいと言えるでしょう。この10年間北京のチケット代も3割程度値上げしてきましたが、まだ東京よりは全然安いです。これから自動車保有量も増え続けるでしょう。そろそろ電気自動車の時代に突入して行きますね。(中国では新能源汽车と言います)

中国の電気自動車状況についても少しずつ紹介して行きたい思います。

これからもよろしくお願いします。

管理員
LionJuly

東京在住 
趣味 投資(積立長期投資がメイン、アメリカ株、仮想通貨)
中国出身 来日9年目
中国より日本に詳しいかもしれません。
あまり知られていない中国の「老百姓生活」について共有していきたいと思います。

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